頭痛は様々な病気の症状として出現します。

当院では頭痛の対する診療方針を以下のように行っています。
初診時、問診にて頭痛の種類・程度・いつ起こるか・どれくらい続くかなどをお聞きします。
また現在の他疾患の治療状況などをお聞きします。明らかに風邪などの一症状として起こっている頭痛と他の病気によって引き起こされている頭痛かを鑑別するため血圧測定や頭部CTレントゲン撮影などを実施します。
検査の結果は当日検査後に詳しく御説明します。（当院の医療機器）
脳腫瘍などによって引き起こされている頭痛の場合は適切な治療の行える医療機関へ御紹介申し上げます。
これら一連の診療に基づき特段の異常がない場合があります。
これらの患者様の場合、今までは「異常なし」として治療の対象にならなかった方々が多くおられます。
近年、一部の頭痛(片頭痛や群発頭痛など)について新しいお薬が登場してきました。
一般名はトリプタン製剤というお薬です。
商品名はマクサルトRPD錠、イミグラン、ゾーミッグ、レルパックスという商品名で発売されています。
当院でも積極的に片頭痛の患者様の治療を行っており、かなりの治療実績があります。
いままで薬局などで市販の頭痛薬を飲み我慢しておられた方がトリプタン製剤を使うことによって我慢せずに日常生活が送れるようになられています。
トリプタン製剤には注射剤、飲み薬、口の中で溶ける薬剤、点鼻薬などいくつかの形態があります。
症状や出現頻度などによって、これらを使い分けていくことで治療します。
これらの薬剤は医師の処方箋が必要で一般の薬局で購入することは出来ません。当院に御相談下さい。